神様からの贈り物

先日、私を訪ねてくださった方が、
「社長のブログいつも楽しみに拝見しています。
その後、猫ちゃんは元気になられましたか？」
と---------。

「ヴィヴィアンは６月に亡くなりました。
心配してくださってありがとうございます。」

ブログにはなるべく私的なことを書かないように
してきましたが、心配してくださっている方が
いらしたんですね。
感謝の気持ちでいっぱいになりました。




この半年、辛くて辛くて、ヴィヴィの死は誰にも
話したくないと思っていました。
毎日、涙が出ない日はありませんでした。
文章になどとても出来る状態ではありませんでした。

私が、猫を飼い始めたのは今からちょうど１６年前。
ヴィヴィの母親のクリを衝動買いしてしまった時からです。

うちは、犬しか飼ったことがなく、猫を飼うなんて
夢にも思ったこと無かったんですけど。
母が少し認知症になり始めたときで、
何か生き物がいたほうが楽しいだろう、と言うのが
きっかけでした。

そして、１年後かわいい子猫を４匹生んでくれました。
その一人がヴィヴィアン。
お兄ちゃんは、私の友人の家で今でも元気に過ごしています。

介護で辛いときや、情けなくて涙がでるときも
彼女たちはいつも私のそばに来て
「元気だして！！」
と励ましてくれました。

母も、大変かわいがり、症状が重くなってからも
彼女たちには常に満面の笑顔を向けていましたね。

２年前、クリが亡くなって、今年ヴィヴィが天国に
行ってしまって、何か心にぽっかりと穴が開いたようになり
何もする気の起きない半年でした。

現在、母はとても素晴らしい認知症専門の施設で
毎日、楽しく元気に過ごしています。

きっと、２人は自分の役目を終えて安心して
旅立ったのだと思います。

最近やっと少し気持ちが落ち着いてきて
あれは、神様からの贈り物だったのでは
ないかと思うようになりました。

「辛い辛いとばかり考えてないで、同じやるなら
元気に明るくやりなさいよ！」
といわれていたような気がしています。

今は、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
暖かく、優しく、愛情に溢れた日々を
ありがとうと言いたいですね。
そして、またいつかきっと出会えるような気が
しています。