女性編集者

以前、ある方から出版社の女性編集者を紹介されました。
それまでも、出版社の方とは何人も会っていましたが

その多くはディケムの評判を誰かに聞いたと
先方から連絡をいただく機会が多かったので、
こちらから出向いたのは初めてでした。

それまでお会いした女性誌の編集者は華やかな方が多かったのですが、
その方は派手さはなくインテリ風でいかにもお勉強ができそうな方でした。




お会いして、ディケムの説明をするとニコリともせず、

「私、石とか草とかそういうもの信じないんです！
最近そういうもの使ったわけのわからない化粧品多いですよね。
バクハン石はいったい何に効くんですか？」

といきなりジャブを食らいました。
わけのわからない化粧品-----？
もう少し違う言い方ないのでしょうか？

次に、

「バクハン石って本草綱目の何巻目に出てます？」

と2発目のジャブ。
本草綱目知ってるの？
これは手ごわい！

本草綱目は中国の大昔からある薬学書で漢方薬に使用される
成分がのっている本なのです。

原文は中国語で、しかも大昔のものですから私だって何が書いてあるのか
さっぱりわかりません。

ただ、麦飯石の部分だけ翻訳したものを持っていました。
ただ、それの何巻目に載ってるかって聞かれても即答できません。

悔しい！
しかも本草綱目を知ってるとは。

やっぱりお勉強できそう。
図書館とか通いつめてそう。

麦飯石の素晴らしさを力説すると、

「私が使って良いと思ったら雑誌に載せてもいいですよ。」
と-------。

ウーンどこまで偉そうなんだ？
まあいいわ。使ってみるがいいわ。

そして、

「ディケムの商品の中で一番売れているものはなんですか？」

ここまで、全くニコリともせず。

「一番売れているのは、ソープ、シャンプー、クレンジングですね。」

私も、すかさず簡潔にそして正直に答えました。
すると、始めてニコリとして

「洗い流すものが売れる会社は伸びるんです。
だからあえて、お伺いしました。ディケムはきっと伸びますね。」

ちょっと嬉しくなって今までの失礼な発言はすっかり忘れて
しまいました。（結構私は単純です。）

そしてしばらく経った頃その女性編集者の方からメールを頂きました。

「私にとってはバクハン石は依然謎です。
でも、もうバクハン石なんてどうでも良いくらいディケムに夢中です！！」
と-------。

やったー！！
本当に嬉しかったです。
その後、すぐに雑誌に載せてくださいました。