化石化

先日友人3人で食事をしました。

A　バリバリの元商社マン
B　元国会議員秘書
C　私

A　場所は日本橋、でも分かりにくいから三越ライオンの前で待ち合わせしよう。
C　承知しました。Bに伝えておきます。

と、そのままBにメールすると、

B　了解！楽しみにしてます。銀座の三越ね！

---------。
だから日本橋って言ってますのに--------。

そして、楽しく食事をしながら

A　次どこにしようか？寿司も良いよね。

C　いいねえ、そういえば銀座のあの有名なお寿司屋さんなんだっけ、あそこ------。

A　あーわかる、あそこね、えーと○○次郎じゃなくて

C　そう、そう、次郎じゃないほう。

B　あっわかった、あそこね、あの有名な-------。

本当に3人わかっているのか？
頭に描いているお店は合っているのか？
銀座で有名なお寿司屋さんはたくさんありますのに-------。

今日、3人で食事ができたのは奇跡のような気がしてきました。

またあるとき、
小学校の同窓会の打ち合わせ。

｢ねえ、○さんと×さんと△さんの住所分からない？｣

｢全然しらない、付き合いないもん。
こういうとき、フェイスブックが良いんじゃないの？｣

と言うと、全員ポケットから取り出したのは
私と同じ化石のような携帯。

｢おまえネットでもの売ってるのにスマホじゃないんだ。｣

｢スマホ？必要ないもん。そういうのは得意な人に
任せれば良いの。全然必要ない！｣

自宅のパソコンは何ヶ月も開けてないし、
ブログやっているのもすっかり忘れているし、
これで良いのか？本当に良いのか私。

明日はネット関係の打ち合わせ。
｢そろそろスマホに買い換えたほうが良いのでは？｣

なんて言われるかも。
でも必要ない、必要ない。
私は化石のような携帯電話があれば問題ないのです。
でも、私が化石化しているような--------。