外食

最近、外食をして
「おいしい！また食べたい！」
と言うことが少なくなりました。

どこで食べても、味付けが濃かったり
同じような味だったり-----。
まあまあ-----と言うことがほとんどです。

家で食べるご飯が最高！
なんて思うのは年取った証拠でしょうか？

特別、グルメなわけでも味にうるさいわけでも
ありませんが（アッツうるさいか？！）

先週末、日本橋に用事があったので
どこかで美味しいランチでも食べよう！
と、ブラブラ歩いているとなにやら行列を発見。

メニューを見ると、
本日のランチ（限定15食）
「大間のまぐろの中落ちと山芋のとろろごはん」

うわ～美味しそうじゃないの。
そのほかにも、「ズワイガニたっぷりの卵丼」
なんて魅力的なメニューもありますよ。

その日は和食の気分だったので少し我慢して
行列に並んでみました。

実は、もう1件「海鮮丼」が美味しそうなお店もあったのですが、
やはり大間のまぐろに心引かれて並んじゃいました。
「並ぶ」と言うことが嫌いなので、
普段はほとんど並ぶ時点であきらめるのですが。

しかし、待っても待っても一向に中には案内されず。
私たちの前にいた年配のご夫婦も
「遅いわねえ。さっき出て行った人いたでしょう？」
だんだん心配になってきましたよ。

もう、何組も出て行っているのに案内されないってことは
ただ、人手が足りないだけ？
いやいや、それだけでこんなに人は並ばないでしょ。
あっちのお店行く？

なんてコソコソと話していると
やっと案内されて2階へ-------。

その時点で、失敗だったかもと言う疑念が沸々と湧いてきました。
何故なら、2階は私たちと前のご夫婦だけ。

しかも、空いた席にはかたづけられていない食器がそのまま
置かれています。
おまけに、隣の個室からは子供の騒ぐ声が聞こえてきます。

若い女性が、注文を聞きに来ましたが
子供をあやしてから下へ降りていったところを見ると
どうやら店主の奥さんのようです。

やっぱり、人手が足りなくて回転が悪いだけのお店のようです。
でも、並んでいる人たちは私たち同様初めてのお客さん
なのでしょうか？

しかもこの若いお母さん、ミニスカートにブーツ。
階段をバタバタと大きな音をたてて歩きます。

限定のランチは売り切れだったので卵丼を注文。
程なくして運ばれてきた卵丼はフツーの卵丼でした。

これならうちでカニを沢山入れてかに玉作ったほうが
美味しいかもしれない-------。

「やっぱり、あっちの方が美味しかったかもね。」
「いや～、あっちに行ったらこっちのほうが美味しそうだった
なんてことになるんだよ。」
う～む、そうかもしれません。

私たちも、お隣のご夫婦もほとんど無言で食べて
出てきました。
しかし、相変わらず外は行列ですよ。

教えてあげたいけど、教えな～い。
行列に騙されてはいけません。
意地悪なおばちゃんです。

たまにはうっとりするほど美味しい外食してみたい！
帰りにマグロのお刺身を沢山買って帰りました。