オイルクレンジング

あるお客さまから、こんなメールをいただきました。

「友人からオイルくクレンジングは良くないと聞いたのですが
どう思われますか？」

私は、オイルクレンジングが良くないとは思っていませんが
あまりおススメはしていません。

オイルが悪いわけではありません。
油は油を溶かす。
とも言われるほど、オイルはよく落ちます。

でも、液体の化粧品には必ず界面活性剤が含まれています。
これを入れないと成分が分離してしまって混ざらないからなのです。

この活性剤とオイルが混ざると、浸透しやすくなるため
肌にとって必要な油分までも落としてしまう結果になるのです。
そのために、長く使っていると乾燥肌になってしまうこともあります。

しかも、値段の安いオイルクレンジングには合成海面活性剤などが
配合されていますから、トラブルの原因にもなりかねません。

と、まあこんな説明をしたら
「安心しました。ディケムのクレンジングはずっとオイルだと思ってました。」
？？？？？？

私は常に、
「化粧品の命は成分」
だと思っています。

化粧品の配合成分は数限りなくありますが、
何と何を組み合わせるか、乳化剤に何を使用するか。
また、同じ成分でもどのようにして作られた原料か。
選択する成分によって、著しく違う化粧品が出来上がってしまうのです。

女性にとって、化粧品はほぼ1日24時間。
1年365日、肌の上にのせているといっても過言ではない
商品です。

安全で、安心して使える商品を作らなければならないと
思っています。

もし、ディケムでオイルクレンジングを作ったとしても
肌に負担のかかるような原料は使いませんから
トラブルが起きるようなことはないと思っています。

要するに、化粧品は原料、成分が命なのです。