あるパーティで、医学博士の藤田紘一郎先生の
講演を聞く機会がありました。
藤田先生は寄生虫の研究をしていらっしゃることで
有名な先生です。
自らの腸で回虫を飼っていて「きよみちゃん」と
名づけている変な(?)先生です。
でも、その講演は大変興味深く深く考えさせられる
ものでした。
今の小さい子供さんは「回虫って何?」って
言われるそうですが、ほんの数十年前までは
日本人の半分以上はおなかに寄生虫を「飼っていた」
んですって。
ところが、戦後の高度成長期を経て、生活が豊かになり、
清潔になるにつれて寄生虫は姿を消していくのです。
そして、そのころから花粉症やアトピーやさまざまな
アレルギーが増えてきたそうです。
日本で始めて花粉症が認められたのは1963年だそうです。
そして、アトピーや気管支喘息が増え始めたのは1960年代
後半からなんですって!
まさしく現代病なんですね。
「虫の知らせ」や「虫が好かない」、「腹の虫がおさまらない」
などの虫にまつわる虫は寄生虫を示しているんですって!
寄生虫と言うと汚いものととらえられがちですが、
寄生虫や微生物がいない清潔すぎる社会は、
逆に不健康だとおっしゃっていました。
そして、健康で長生きするためには、
1.ストレスを溜めないこと。
(ストレスは活性酸素を増やして色々な病気の原因を作ります。)
2.手作りの食事を楽しく食べること。
これは良~くわかります。
先生は、嫌いな人とは絶対に食事をしないそうです。
食事中のマウスの尻尾に電流を流すと、あっという間に
アトピーのようになって毛が抜け落ちるとか。
小さいお子さんをお持ちのお母様、
食事中にガミガミ怒ってはいけませんよ!
要するに、家族揃って笑いながら食事をして
泥んこになって遊ぶ、「3丁目の夕日」のような
暮らしがストレスを溜めない暮らしなのでしょうか?
テレビをみながら会話の無い食事をしたり、
メールしながら食事をするなんて良い訳ないですよね。
なんか分かるような気がします。
でも回虫は飼えません!